今年もアメリカからジェラッド・ミニックを講師に招き、6月8日(木)スポーツグラウンドに特化した芝草管理のワークショップを開催いたします。米国や欧州などの最新情報を共有し、芝草管理に役立ててください。
日程、会場などの詳細は以下の通りです。
日時:平成29年6月8日(木) 午後1時~5時
場所:HSB鐵砲洲(てっぽうず) / 東京都中央区湊1-1-12 TEL.0120-938-204
参加費:無料
ゲスト:Mr.ジェラッド・ミニック
[ セミナー開催内容 ]
[ 第一部 ]
■海外のスポーツターフ管理の最新情報
ハイブリッド、ライティングシステムはどのように評価されているかなどの話題を含んで、米国における新技術などをお話しいただきます。
[ 第二部 ]
■管理上の問題点と解決策について
①踏圧、擦切れに如何にして備えるかと、ダメージからの回復
(ア)使用頻度の高い現場で如何にダメージを最小限に抑えるか?
(イ)肥培管理上の留意点
②カルシウム、ケイ酸の重要性
③土壌分析に基づくグランド管理
(ア)土壌分析情報の理解?
(イ)情報の活用、肥培管理にどう活かすか?
・酸性土壌(Low pH)土壌の問題、カルシウム欠乏の問題
・リン酸過多の問題
・栄養素バランスをどう整えるか?
④実務編(当日変更することがあります)
(ア)サッカー競技場とラグビー場で管理方法は変える必要があるのか?
(イ)試合の準備
・ヴィジュアル、擦切れ予防対策、芝質の向上
(ウ)競技の後の管理
・修復作業、根に重点を置くのか、葉面密度に重点を置くのか?
(エ)酸素、窒素、他の栄養素の使い方
(オ)日照不足の箇所の管理
(カ)トランジッションの技術
・ティフトンベースで冬季に寒地型芝で WOS
(キ)張芝の活着を良くするための管理
・ソッドの土壌栄養素をどう考えるのか?
・土壌改良材は通常の土壌と同じように必要なのか?
その他、このワークショップでお聞きになりたいことを、どしどしお知らせください。
[ ゲストスピーカー ]
ミニック氏は、ミズーリ大学で植物科学・芝草管理の学士号を取得後、2002年からカンザスシティー・ロイヤルズ(2015年のMLBワールドチャンピオン)の本拠地カウフマン・スタジアムで5年間勤務。
2007年から MLS 所属のカンザスシティー・ウィザースで勤務し、当時 NFL のカンザスシティー・チーフスと共同利用していたアローヘッド・スタジアムや独立リーグベースボールのコミュニティアメリカ・ボールパークで、多種多様な使用状況での芝草管理を行う。
2009年から米国首都ワシントンに位置するサッカープレックスで全フィールド施設管理の指揮を執りました。ここは、現在 NWSL(ナショナル女子サッカーリーグ)のワシントン・スピリットが本拠地としています。男子・女子サッカーをはじめ、ラクロスなどの試合も行われています。合計24面(天然芝21面、人工芝3面)を有し、年間4,500試合、利用者数は60万人を超えるアメリカ東部のプレミアム競技場の代表格です。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げおります。
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